テキストサイズ

あなたを愛して。

第1章 近くて遠い 【no】

S「ニノって…その…あの…なんていうか…」

N「もぅなんですかっ。はっきり言ってくださいよ」


もじもじしながら翔さんはチラチラと俺の目を見だした。

ほんと翔さんって…ヘタレっていうかなんていうか。

ちょっとイライラしている俺に、顔を強張らせながらも意を決したように話し出した。


S「ニノさ…智くんのこと、好きだよね?恋愛として」


翔さんは表情とは違って、落ち着いた声色だった。

俺は一瞬だけ固まったが、何事もなかったように表情をまた戻した。


あぁ、俺どんだけ顔に出てたんだろ。

あの鈍感な翔さんにさえ気づかれているなんて。


N「はい、好きです」


別に隠す気はなかった。

これを聞いてメンバーがどう思うかはわかんないけど、気持ちを否定することはしたくなかった。

すると翔さんは、はぁー…っと息を吐いた。

ビクッと自分が反応したことに気づき、心では不安であったこと知らされた感じがした。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ