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愛しいキミへ…。

第2章 キミは知らない

笹崎「帰りながらはなしませんか?あまり人目がある所でいいたくないし…。」

俺は歩きながら話を聞いた。
笹崎「松本くんって好きな人いるの?」
「……。どうしてそんな事聞くの?」
笹崎「そうだよね。急にこんな質問ごめんなさい。」
「笹崎さんだよね?呼び出して俺に聞きたい事があるならはっきり言ってよ。回りくどい言い方しなくて…。」

笹崎さんは下を向いたまま、立ち止まった。
もしかして、智の言う通り告白されるんじゃ…。
俺は立ち止まることなく歩いた。すると…。


笹崎さんは俺の側まで走って来て…、
笹崎「私、松本くんが好きです。
もし良かったら私と付き合って下さい。」


やっぱりか……、と思った。
でも俺の事好きだと言ってくれるのは、寧ろ嬉しかった。でも俺には翔以外はダメだから、笹崎さんを傷付けないように、目を見ながら話しかけた…。

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