愛しいキミへ…。
第2章 キミは知らない
「ごめんね…。俺にはずっと好きな人がいるんだ。告白はしてないから俺の片想いだけど。でも俺はその人しか見えてないから、笹崎さんの気持ちに応える事は出来ない。ごめんなさい。でも俺の事好きだと言ってくれてありがとう。」
笹崎さんは俯いたまま俺の話を聞いていた。
笹崎「ありがとう。正直な気持ちを話してくれて…。
私、松本くんを好きになって良かった。」
笹崎さんは涙を拭いながら言った。
振った俺に対して、ありがとうなんて言えるこの子らすごいと思った。
笹崎「付き合えないのは分かった。だから一つだけ私のお願い聞いてもらえませんか?」
「付き合えないから俺にできることなら何でもするよ。
言ってみて。」
モジモジしながら笹崎さんは言った。
笹崎「私のファーストキスもらってもらえませんか?」
俺は目が点になってしまった…。
笹崎さんは俯いたまま俺の話を聞いていた。
笹崎「ありがとう。正直な気持ちを話してくれて…。
私、松本くんを好きになって良かった。」
笹崎さんは涙を拭いながら言った。
振った俺に対して、ありがとうなんて言えるこの子らすごいと思った。
笹崎「付き合えないのは分かった。だから一つだけ私のお願い聞いてもらえませんか?」
「付き合えないから俺にできることなら何でもするよ。
言ってみて。」
モジモジしながら笹崎さんは言った。
笹崎「私のファーストキスもらってもらえませんか?」
俺は目が点になってしまった…。