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愛しいキミへ…。

第2章 キミは知らない

俺は笹崎さんの話を、彼女の目を見ながら聞いていた。

「分かった…。
笹崎さんの素直な気持ち伝わったから…。こんな俺で良ければ……。」

笹崎「ありがとう。とても嬉しいです。
もう一つお願い聞いてもらえますか?」
「いいよ。何でも言って…。」

笹崎「この一瞬だけ恋人同士な気分でしてもらえませんか?笹崎さんじゃなく、名前で呼んでくれませんか?」
「分かったから、もう何も言わなくていいよ。
俺のタイミングでいいよね?」

笹崎「……、はい。」

話を聞いたら、家の前まで来ていた。
家の物陰で…、
「はな。好きだよ。」
笹崎さんを強く抱きしめ、唇が触れる程度のキスをした。俺は笹崎さんと見つめ合いもう一度抱きしめた。

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