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愛しいキミへ…。

第3章 戸惑い…。

(翔side)
俺はあの一件から潤を避け続けている。
避けてるというか、潤の顔を見たら涙が出てくるんだ。
そんな顔、潤には見せられない。

へんな誤解されたくないし…。
だから潤を避ける様にしてきた。

救われたのはこの一年、別々の学校だから朝行く時しか会わないのが良かった…。潤に彼女いるぐらいでこんなに動揺して俺の性格に嫌気がした。

でも潤が好きなのは変わりない。
潤と話がしたい…。でも今の気持ちのまま出来ないし…。どうしたらいいのか俺にも分からない。


答えが出ないまま、ずっと潤を避け続けていた。
この一年俺だって苦しかったんだ。
でも潤が俺と同じ高校に受験し、合格したと聞いてすごく嬉しかった。

そんな時だった…。潤から珍しく電話がかかってきたのは、…。

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