テキストサイズ

愛しいキミへ…。

第5章 楽しい高校生活。

(翔side)


俺の目の前には愛おしい潤が目を閉じ、俺からのキスを待っていた。いつも潤がしてくれてるようにすればいいんだよな…。緊張するなぁ。


これ以上潤を待たせる訳にはいかない…。

俺は意を決して潤にキスしようとしたその時…。

潤「プハァッハァハハハ…。」

「……。」

俺はいきなり潤が笑い出したのに驚いた。

潤「翔!!緊張してるんだなぁ。心の中で思ってる事全部言葉に、出てたぞ。それ聞いてたら可笑しくって…。
笑い堪えてたんだけど無理……。」

潤にそんな事言われて顔から火が出る思いだった。
恥ずかしい……。


潤「もういいよ。俺が悪かったよ。初めてなのに無理だよなあ。ごめんな。笑い過ぎて腹いてー。」

その時、潤を黙らす為に無理矢理キスをした。
角度を変え、何度もキスをした。
潤「んん…。う…んん…。んん……。」

俺は何度もキスをした。
息が持たなくなって唇から離すと、潤がニヤッとした。


そう…。俺は嵌められたのだ。
潤は俺が怒って無理矢理してくるのを待っていたんだ。
なんか、悔しいぃぃ…。

潤「出来るじゃん。翔からのキス嬉しかったよ。
ご褒美にもっと大人なキスをしてあげるよ。」

そういうと、潤は俺の唇にキスを落とした。
角度を変えて、薄っすら唇が開いた隙に舌をねじ込ませて口の中を味わうようにキスをした。

あまりにも激しくて立っていられなくなりそうだった。
潤が俺を抱きかかえてくれて何度もキスをした。


潤ってキス上手すぎ…。
どこでこんなこと覚えるのだろう…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ