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私の彼は****が好き

第6章 彼友と……二人の部屋で……

「……なんかいい匂いすんなぁ?」


「…………ちょ、ちょ、ちょっと!待って!?」


「もしかしてカニ鍋?オレにも食わしてくれよ」


「…………嫌っっ!帰ってよ!?」


「ひっでぇな。オレなんか悪ィことでもした?」


ぬけぬけと言われ、カッと頬に熱が。
なのに……


「お前のこと、あんなに気持ちヨクしてやったろ?なのに冷めてぇなァ…………」


ケンジくんは、口に含んでいる棒のキャンディーを、わざとチュパっと音をたてて舐めた。


「…………ッ!」


そして、キャンディーの棒を持って、舌で真っ赤な玉をチロチロすると、


「……またコレ、してやるよ」


「帰って…よぉ…!」


「ゆうべタケルとヤったァ?」


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