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私の彼は****が好き

第6章 彼友と……二人の部屋で……

タケルはキョトン顔。


何が"どうしたの"か、それはあたしのセリフってやつ!


喉すれすれまで「ケンジくんは!?」って言葉が出そうになった。


「あ、あたし…………まさか寝てた?」


「うん、オレ今帰ってきたんだけど、絵里ここの床で寝てたよ?最初、倒れてんのかと思って焦った」


「……っうっそ、」


時計を見ると、7時20分を指している。



まさか、……アレって夢だったの!?



一瞬そんな思いが過ったものの。
しっとりと湿った下着の感触に気づく。


夢……なわけない、よね……?


じゃケンジくんどこ?


あたし、気絶しちゃってる間に帰ったのかな……!?






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