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私の彼は****が好き

第6章 彼友と……二人の部屋で……

あたしの震える舌に絡みつくと。激しく吸い上げられて。


ちゃぶっ!チュちゅるる…


「はんっ…は…あっ…んっ……んんっ」


窒息しそうなディープキス。


「……ケンジに…ハァ…ナニされたか教えてよ…!…」


「……はァ……タケルぅ……。話したら、あたしのこと……チュク……許してくれる…?…チュボ……」


「…………ハァ……ハァ……オレ、けっこう怒ってるよ?」


「……!?やだ、やだっ……。タケルにフラれたら……あたし生きてけないよ……っ。許してよっ、もうぜったいシないから……っ」


今さら自分がしちゃったことが怖くなる。


タケルを傷付けちゃったことも……。



ぽろぽろ涙が溢れる。
そして鼻水も……


メイクがとっくに崩れた、ぐちゃくちゃのひどい顔。


なのにタケルは、ほっぺに零れたあたしの涙をベロっと舐めてくれた。


しかも鼻水まで……


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