無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

あたしの頭をぐしゃっと掴んで、ペロペロ頬を舐めながら、


「……オレのこと好き？」


って訊ねられたから。


「……だいだいだいっ……好きだよっ……！」



「ありがと。オレも絵里が……」



「……」



「……何があっても好きだよ。……だからケンジにナニされたのかちゃんと教えて？」



「……っ」


「怒んないから言ってみ？」


怒らないと言われ、あたしは渋々口を開く。


「す、す、少しだけ下着見られて…………み、見られたって言うか………」


「下着って!?」


「………………だ、だから」


蚊の鳴くような声で答え、自分の股をちらっと見ると。タケルの頬がカッとなった。


「見せたの？ココ？」


「……ごめんなさっ」


「もう謝んなくていいから。どうやって見せたのか言って？」