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私の彼は****が好き

第7章 お風呂で…………

タケルの息がうなじにかかる。それだけなのに、お湯の中のカラダがぞわっと鳥肌……。


「大げさだよ。オレなんかいなくても生きてけるよ」


「…………!そ、そんなことないよ!あたしのカラダ、えっちなタケル仕様にされちゃてるのに!?もしタケルいなくなったら………!?頭おかしくなるに決まってるよっ!」


思わず振り向いて叫んじゃった。


「おかしくなっちゃっていいの!?あたし痴女になるかもよ!?そんでワイセツ罪で捕まるかも!?てかタケルにストーカーするよ!?ぜったいにしちゃうんだからね!?」


タケルはぽかーん……。


「……あ、でも別にカラダだけじゃないけどね!?気持ち的にも、タケルは……っ」


「分かった、分かったよ」


また泣きそうになったあたしに。


ポンポンと優しく頭をなでなでしてくれた。


「……許してくれる……?」


「絵里ずるっ。……可愛いんだから、ずるいよ」


タケルはお湯で、顔をバシャッっと洗う。

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