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「あっ♪タケルくんっ!?」


タケルに気づいたとたん、亜也ちんの声が跳ね上がる。しかもなんか可愛いく。


「……っ！」


一方ドキッとしてあたしは息を飲んだ。
でも動揺しまくりのあたしと違って、タケルは完全にいつも通り。


「亜也ちゃん、いつも絵里の面倒見てくれてありがとう」


「そんな、そんな…ぁっ！」


「絵里は甘えんぼだから亜也ちゃんを困らせてない？」


タケルがニヤニヤ笑いながらあたしを見ると、亜也ちんは頬杖をついて、はーっとため息。


「なんかノロケられてるぅー！」


「そんなことないよ」


「でもタケルくん、絵里ってヤキモチ妬きだから気をつけて？今も……」


「あ、亜也ちん!?その話はいいよぉ！」