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私の彼は****が好き

第9章 誰にも渡さない……っ

と、ここで亜也ちんの目が鋭くなった。


「でもなんか怪しいの!女のカン的な?で、こないだ勇人がいない隙にスマホ見てやろうとしたのね……」


「……え!?」


「そしたらさ、ロックされてるの‼ね!?怪しいでしょ!?」


「……う、う~ん……」


タケルはスマホロックはしてないな……。

て言うかお風呂入ってるときや、寝てるときも、テーブルとかそこら辺に出しっぱだし…………。


あんなに無防備だと逆に見ようって気が起こらない。


「ぜったいにアイツ怪しいっ!でもなかなかしっぽ掴めないんだよねー」


「まぁー浮気って決めつけなくても…」


「今日も勇人『風邪引いて頭痛いから部屋で寝て』るっていうの。あたしが看病に行こうか?って聞いたら、移るから絶対来んなって言われたの!"絶対来んな"ってどう思う??」


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