
私の彼は****が好き
第12章 飲み会の夜に…………
*
「絵里ぃぃ聞いてぇぇ……!あたし未来翔君のこと好きになったかもぉぉ…」
とりあえず4人で店を出ると、ふらふら千鳥足の亜也ちんがあたしに抱きついてきた。
「……ええ~!?……もー、うっそでしょ……」
「ほんとだよぉぉ~?もう勇人なーんかどうでもいいもんねっ」
完全に酔っ払い……
「あやちーん……帰ろォーよ……ぉ」
「あたしまだ未来翔くんと一緒にいたいのぉ!絵里先帰っていーよ!」
そう言われてもほっておけないって……!
亜也ちんはまたふらふらしながら未来翔くんの横に……。
「もぉ……!」
「絵里ちゃんも行こうぜ」
ため息を吐くあたしの肩をナオくんが抱いて引っ張った。
