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私の彼は****が好き

第13章 飲み会の夜に(タケル編)…………

あたしがいきなり泣き出したから、いつもマイペースなタケルもさすがに驚いたみたい。


「だってぇ……!……あたしもタケルと同じ高校がよかったなっ!……なんでもっと早く出会えなかったのかなぁ……!?」


「……え?」


タケルは半分呆れながら、ティッシュであたしの涙を拭いてくれた。


「ほら、(変なこと言ってないで)鼻チンしなよ?」


「……だってぇ!そしてらタケルのことひとりじめできたのにィ……っ!」


「……」


タケルはあたしの鼻水まで拭いてくれた。


自分がすごくウザいこと言ってるのはわかる……

あたし、自分はガードゆるくて、浮気(?)まがいのことしちゃうくせに……


タケルだけは誰にも渡したくないって思ってる。
死んでも浮気しないでって思ってる。


あたし、勝手だ……!
すごく自己中だよ……!


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