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私の彼は****が好き

第17章 タケルの家で…………

「いってきまーす!」


でも、準備を終えて、タケルとふたりで玄関を出ると、そこには……


カケルくん、ワタルくん、ヒカルくんと、兄弟全員が勢揃いで立ってた。


「……!?」

夕べの(生々しい)夢のこともあって、あたしは3人の顔を見るなり、ボッ‼と赤くなった。


一方、タケルはすぐに不審な表情に。


「……ナニ?」


「せっかくタケル兄が彼女連れて来たから、オレらでおもてなししてやろうと思って」


次男カケルくんがそう言うと、


「そうそう。オレら忙しい予定を空けて待ってたんだぞ?」


三男のワタルくんも言葉を続けた。


でもタケルはムスッとして、


「何言ってんの?お前らただ暇なだけでしょ!?」


と、迷惑顔。
ここで四男のヒカルくんが、


「いいじゃーん?大勢の方が愉しいだろー?」




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