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私の彼は****が好き

第17章 タケルの家で…………

と、あたしの手をとった。


「触るなっ!」


するとバシッとタケルがその頭を叩く。


「なんだよぉ~!そんなに嫌ならタケルはついて来なくていいぞぉ!?留守番してろ!」


「……ハァ!?」


ここでまた夕べみたいなふたりのバトルが始まりそうになった。


「タ、タケルっ!(小学生だよ!?)」


ガルル…っと唸る、二頭の犬みたいなふたりを引き離して……


「ふたりとも仲良くしよ?ね?……あ、ヒカルくん、あたしたちね今から◯◯山に行くところなんだ!……一緒にいく!?」


慌てて仲裁すると、次男カケルくんが、


「賛成。じゃ一緒行こ?」


っと、さりげなく、あたしの肩を抱いてエスコート。


「だから触るなって(怒)!」


それを見て、ヒカルくんとにらみ合ってたタケルがまた怒鳴る。



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