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私の彼は****が好き

第5章 彼の友だちと…………

申し訳ない……って表情で、頭を掻くケンジくん。
しゅんとしてる。


あたしは慌ててぷるぷる首を振った。


「そ、そんなことないよ!それにプレゼントなら直接タケルに渡して方がいいと思うし」


「……そっか、そうだな。そうするか」

「そうだよ!…………………………あっ、じゃ、あたし帰るね?」


玄関のドアを開けようとしたけど、ケンジくんにひき止められた。


「あ、せっかくだし、茶でも飲んでけよ」

「……で、ても、」

「いいじゃん。ちょっとくらい。帰り送るって」

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