私の彼は****が好き
第5章 彼の友だちと…………
「……でも」
こないだのことがあるし、ケンジくんの部屋で二人っきりになるのは抵抗がある。
どうしても、お互いの液まみれで縺れ合ってたケンジくんとめぐちゃんの姿が甦っちゃう。
「やっぱり帰るね。ごはん作んなきゃだし」
「…………」
「…………ケンジくん?」
「……わっかんない女だなァ」
あたしが断ると、いきなり、手首をぐっと掴まれて、部屋のなかに引っ張られた。
「……っ!?」
その弾みで、履いてたミュールがぽろっと脱げた。握ってたバックもドサッ!っと床に落ちる。
でも構わず、ケンジくんは信じらんないくらい強い力であたしを離さない。
「……や!?」
壁際にある、二人掛けのソファにあたしを押しつけた。手首はぎゅっと掴かまれたままだから抵抗できない……。
ケンジくんはしゃがんで、自分の顔をあたしの膝の上に乗せ……、
「大事な話あんだけど……!」
いつのまにか血走った目で、下からあたしをじっ……と見た。あまりに驚いて、そして怖くて、声を出せない…………。
こないだのことがあるし、ケンジくんの部屋で二人っきりになるのは抵抗がある。
どうしても、お互いの液まみれで縺れ合ってたケンジくんとめぐちゃんの姿が甦っちゃう。
「やっぱり帰るね。ごはん作んなきゃだし」
「…………」
「…………ケンジくん?」
「……わっかんない女だなァ」
あたしが断ると、いきなり、手首をぐっと掴まれて、部屋のなかに引っ張られた。
「……っ!?」
その弾みで、履いてたミュールがぽろっと脱げた。握ってたバックもドサッ!っと床に落ちる。
でも構わず、ケンジくんは信じらんないくらい強い力であたしを離さない。
「……や!?」
壁際にある、二人掛けのソファにあたしを押しつけた。手首はぎゅっと掴かまれたままだから抵抗できない……。
ケンジくんはしゃがんで、自分の顔をあたしの膝の上に乗せ……、
「大事な話あんだけど……!」
いつのまにか血走った目で、下からあたしをじっ……と見た。あまりに驚いて、そして怖くて、声を出せない…………。