「先生、食べちゃっても良い?」
第2章 特別室
両乳首を直で弾かれ始めると、甘い痺れが体を襲う。
(……拒まなければならないのに、どうしてこんなにドキドキするんだろう)
口内を舌で犯され、両乳首を両手で丁寧に愛撫され、いつしか私の体は曽根崎君からされるがまま。拒む事を止めていた。
「先生、乳首こんなに固くなってんね?」
「やだ……言わないで……」
意地悪にニヤリと微笑まれ……すぐに再び口付けられると、意識が朦朧とし始める。
レロレロと舌を舐められ、そのままちゅうっと強く吸われながら、両乳首は相変わらず親指の腹で何度もくにくにと弾かれる。
このまま次は何をされるんだろうか。
そう思いながら、私は吐息混じりに小さく声を漏らし続けた。
「んっ……んぅっ……んっ……」
そんな私を見て、愉快そうに曾根崎君は目を細めると、突然私の太腿に右手を伸ばした。