「先生、食べちゃっても良い?」
第13章 キョウのマンション
……えっ? キョウ君、電話してる!? 誰と?
私の事は放置だし、どうしたら良いの……?
そう不安になるも、既にキョウ君のモノを口に咥えて官能的になった感情を抑える事が出来ず、この状況に興奮しながら舐めしゃぶるという行為を続けてしまう。
「んっ……ふっ……んうっ……」
無我夢中で何度も奥まで咥え込み、吸い上げ、口内から出して下から上に舌を這わせると、通話中のキョウ君と目が合った。
キョウ君は通話をしながら優しく微笑み、電話を持っていない方の左掌で私の頭を撫でてくる。
「えっ? 今? 彼女と部屋デート中だよ」
その言葉が何より、私の胸をキュンとさせた。