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「先生、食べちゃっても良い?」

第3章 男子更衣室

自分制服も脱がないで、なんか悔しい……。






「あれ? もしかして先生、俺ともっとしたいの? 教師と生徒なのに? ダメなんじゃないの?」


「……だ、ダメだけどっ」


「けど? けど何? 言ったら、おあずけ解除してあげよっかなー」


「なっ……!!」









本当、本当、本当に悔しい!!




余裕って感じだし、ドキドキしてるのは私だけって感じだし。





なんかもう……キョウ君のペースに飲み込まれてる……。





それが本当に悔しくて。








「絶対、貴方とは付き合いません……もう、キスもこんな事もしないで」








冷たく突きはなしてしまった。









「ふっ、服着ながらって……先生、可愛い。やべ……もうキスしたい」







全然突き放せてないけど。全然懲りてないけど。








服を急いで気終えてきつく睨んだ後、私はそんなキョウ君を置いて男子更衣室から出ていった。











もう絶対流されてなるものか……!!







と固く心の中で決意した。

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