「先生、食べちゃっても良い?」
第15章 キョウの部屋
花芽を触られたせいでもう奥をついて欲しいと淫らな気分になっているのに、このまま放置なんて……考えただけで辛い。
それに調教なんてされなくても、私はキョウ君としかしないのに……。
「じゃあ先生、俺コンビニに行ってくるから」
「えっ……? キョウ君、待って! 手錠と鎖外して! 行かないで……!」
「大丈夫。すぐに帰ってくるよ」
私の叫びも虚しく、キョウ君は私を一人部屋に残し、笑顔で部屋から出て行ってしまった。
……嘘。本当に行っちゃった……。
離れていく足音を聞きながら、絶望的な自分の状況に私は顔を青ざめる。