「先生、食べちゃっても良い?」
第17章 終わり
そして性器を膣孔からずるりと抜くと、ベッドから降り、クローゼットの方へ歩いていく。
「順番おかしいけど、やっぱり使っちゃおうかな」
クローゼットを開いて、中を見ながら話すキョウ君は何故か嬉しそうだった。
「キョウ君……? 使うって、何……」
ベッドにしゃがみ込んだまま、嫌な予感がした。
けど、もう抵抗したり話す元気はなく、キョウ君が戻ってくるのを待つしかなかった。
キョウ君が後ろに隠して持って来たモノを、笑顔で見せてくると絶句することになろうとは思ってもいなかったけど。
「……先生、これ買っちゃった」
キョウ君の手には、電気で動くマッサージ機。
通販とかで見た事があったけど、これから何に使うつもりなのか理解し難い。
「買っちゃったって、それ……マッサージ機だよね? もしかして、まさかだけど……」
「そう、電マ! もしかしてのまさか、だよ」
「きゃあっ!」
突然押し倒され、強引に両足を開かされる。
そんなわけのわからない状態で、ブブブブ……とマッサージ機の音が聞こえてくると、冷や汗が額に滲み始める。