「先生、食べちゃっても良い?」
第18章 おまけ
お互い唾液で濡れた舌を絡ませ合う間、キョウ君の両手に浴衣の胸部分をぐいっと開かれると、ぷるんと両胸を露わにされる。
……着付けの時に下着を付けないよう言ってきたのも、きっとこの為だったんだ。
「先生、食べっちゃっても良い?」
「んっ……」
「乳首、もう勃ってる」
「あっ、……はあっ……恥ずかし……」
ニコッと微笑み頭を私の胸元へ下げ、そのままキョウ君が乳首に舌を這わせると。
私は口元に右手の甲を押し付けながら、声が出るのを我慢した。
……だけど、続けて話したキョウ君の言葉に、目を丸くし、驚きの声を漏らす。
「ねぇ先生……そういえば日向先生とは高校辞めてから連絡取ってる?」
「えっ……? 日向先生……?」
……連絡なんてとるわけなかった。
それなのに、どうして急にそんな事を聞くんだろう。