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「先生、食べちゃっても良い?」

第19章 おまけ2




……キョウ君の事が好きだから教師を辞めたなんて、死んでもばれないようにしないと。

この調子だと何を言われるか分からない……。

ごくっと唾を飲み込む私。

そんな私を見てニコッと微笑むと、誠ちゃんは立ち上がりながら話す。




「……でも、まあ教師を辞めてくれた方が、俺にとっちゃ都合良いんだけどね?」

「……?」





都合良い……?

って、何の……?




誠ちゃんの言葉を不思議に思いながら、私は近づいてくる誠ちゃんをぼんやりと見ていた。


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