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バラードは君だけに

第5章 会いたかった人


とても信じられない…。
目の前に、ずっと会いたかった人がいるのだから。

それが海斗の実のお兄さんだったなんて。
運命のいたずらとは、こういう事を言うんだ…。


「この前うちで海斗に君を紹介された時、名前を聞いてピンときた」


「私は全く気づきませんでした…」

「そりゃそうだよなー」


それほどあなたも、
大人になっていた。

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