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バラードは君だけに

第10章 壊れてゆく心


自分の部屋に帰った私は、そのままベッドに倒れこんだ。


「はぁ…」


疲れて、もうこのまま動きたくないほど…。


今、何してるの…?


声が聞きたい。


きのう会ったばかりなのに、ずいぶん前みたいに感じる。


会いたい、


会えない、


会えるわけないのに……。

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