Sparkling!
第8章 朱(あか)に碧(みどり)をまぜたなら
相葉side
どーしたんだろ?
いつもの翔ちゃんらしくない。
やっぱ、アレかな?
りーだー以外のやつとヤるの初めてだから、
緊張してんのかな?
もし、そうだとしても、俺の初めて(笑)は翔ちゃんには渡さない!!
マネージャーに一旦、翔ちゃんのマンションまで送ってもらって、
取り敢えず部屋の前まで一緒に付いていった。
櫻「相葉くん、ありがと。じゃ。」
「うん。おやすみなさい。」
櫻「おやすみ。」
施錠する音を確認すると、
マネージャーの車があるはずの駐車場へと向かう。
が、しかし…。
えっ…?ウソだろ?
そこにあるはずのマネージャーの車が…。
ない!
慌てて、マネージャーの携帯に電話する。
が、
留守電!?(運転中なので。)
ほんとは、そこでタクシー呼べばよかったんだろうけど、
テンパってた俺は、
あろうことか、翔ちゃんの部屋へと向かってしまった。
櫻「どうしたの?相葉くん?」
「ごめん、翔ちゃん、やっぱ、泊めてくんない?」
櫻「え?」