Sparkling!
第8章 朱(あか)に碧(みどり)をまぜたなら
相葉side
櫻「わああああぁぁぁ…!」
ん?何?翔ちゃん、突然大声出して。
発声練習かなんか?(←かなり酔いがまわっている。)
櫻「あ、あ、相葉くん!!」
「な、何?どうしたの?」
あ!!ま、まさか、翔ちゃん…。
お、俺のこと…!
すっげえ至近距離に翔ちゃんの顔があって、
がっちり肩を掴まれる。
ヤバい!!翔ちゃんと話し込んじゃって、
ついつい飲み過ぎちゃって体に力が入んないし!
このままじゃ、翔ちゃんにヤられちゃうよ〜!
お母さん、ごめんなさい。
せっかく男に生んでくれたのに、男に掘られようとしている俺を…。(逆はいいのか?)
にの、ごめん!!
成り行きとは言え、翔ちゃんにヤられちゃう俺を許して!!(笑)
………あれ?
櫻「…くん家、行こう!!」
「へ?ごめん、翔ちゃん、今、何て?」
櫻「だから!相葉くん家行こう!!今から!!」
「俺ん家って…?あ、そっか!!」
櫻「早く行かないと智くんが…智くんが…!」
「わ、分かった!」
に、にの、今、行くから!
もう少しの辛抱だから…!