Sparkling!
第8章 朱(あか)に碧(みどり)をまぜたなら
二宮side
大「プリン、美味しかったね♪」
「お気に召して頂けました?」
大「うん。だって、翔ちゃんと一緒にいるとチーズケーキばっかりだから。」
「あの人の好物ですからね?」
大「でも、いっつも食べてると飽きちゃうから。」
「翔さんはいっつもアナタを食べてますけど、飽きてないじゃないですか?」
大「もー、そこから離れてよ!」
「何赤くなってるんです?」
ベッドの上でりーだーに枕で叩かれる。
「じゃ、そろそろ寝ます?」
大「うん。寝よ寝よ♪」
俺とりーだーは、
翔さんや相葉さんには言ったことないけど、
互いの家に泊まる時は、
なぜか同じベッドで寝てる。
でも、不思議なことに、
相葉さんや翔さんみたいに(もはや二人を変態扱い)、
互いを意識したことはない。
でも、極々たま〜になんですけど…
大「にのぉ〜、お休みのチューしよ?」
シーツから半分顔を出し、キスをねだるりーだーに
「おでこでいいですか?」
と、聞くとりーだーが唇を尖らせ不満そうな顔をするときがある。
そんな時は仕方なく唇に軽くしたりとか…。
が、その夜は、
その夜だけは…
違っていた。