Sparkling!
第9章 ヤキモチ
櫻井side
松「雅紀、サラダ。」
相「あ、ありがと♪」
松「ほら、唐揚げ。」
相「わ、美味しそう♪」
嬉しそうに頬張る相葉くんを笑顔で見つめる松潤。
多分、家に帰ってもこんな感じなんだろーな?
焼酎をちびちび飲みながら、
目の前でいちゃつく2人を黙って見ていた。
それに対して…
俺の両隣、
智くんとにの。
確か、仲直りする、って言ってたよね?
何で俺はさんで座ってんの?
大「…」
二「…」
松「雅紀、ここ。」
相「ん?」
松「ついてるよ。」
相葉くんの口の端に付いたものをとってパクリ。
相「潤てば優しい♪」
松「当然だろ?」
あらあら、見つめあっちゃって。
個室でようございましたわね。お2人さん?
二「俺、ちょっとトイレ行ってきます。」
にのが部屋から出ていく。
「智くん?」
にのが出て行った方向をアゴで差し示す。
大「あ、おいら、ちょっと電話してくるね?」
と、スマホ片手ににのを追いかけるように出ていく智くん。
松潤も相葉くんも、
口パクで頑張れ、と智くんを見送る。
うまくいくといいけど…。