Sparkling!
第10章 愛のしるし
二宮side
大野さんが「構わないでやれ」って言うから黙って3人の様子見てたけど、
潤くんが気付いている気がするんだけどいいのかな?
おまけに、この厄介な件の鍵を握る人、相葉さん。
ことの張本人が、この状況に全く気付いていないことも気になるけど…。
「大野さん、ほっんとーにいいんですよね?」
大「何が?」
「潤くん、翔さんの気持ちに気付いている気がするんですけど。」
大「みたいだね?」
「みたい、って…?」
大「にの、ダメだよ?」
「でも、ちょっと冷たくないですか?」
大「じゃ、聞くけど、にのはどうしたいの?」
「具体的にどうとか、って聞かれると困りますけど…。」
「人の気持ちなんて、他人がどうこう言って、変わるもんじゃないの!特に恋愛は。」
大野さんにしては、珍しく(←ある意味失礼)説得力のある言葉。
大「おいらだって、にののこと好きだ、って気持ちは止められなかったし…。」
「大野さん…」
「にの…」
大野さんの目の前にドラマの台本を立て、チューを阻止。
「さ、セリフの練習しましょうか?」
大「はい…。」