Sparkling!
第2章 とある日常。(大宮編)
まあ、こんなこと言ってきますけど、
ただの1度も『俺』が選ばれたことがないんですよね?
何でかは分かりませんけど…。
でも、いずれは言われるんでしょうね?
『にのがいい〜♪』とか。
その時の心の準備とかしといたほうがいいのかなあ?
あの人と一緒に住み始めたのだって、
別に嫌いじゃないからいいかな?ぐらいの感覚でしたしね?
でも、恋愛感情があるかないで言ったら、
…ビミョーですかね?
で、あの人が風呂に入ってる間(因みにこの日は①食事、②風呂だった。)に、
同じようにメンバーの相葉さんといち早く一緒に住み始めた潤くんに、
どんな感じなのか聞いてみたくなって電話してみると、
ワンコールで出てくれたんですが…。
「あ、もしもし、潤くん?」
『どうした…の、にの?こんな時間に?』
ん?気のせいかな?何か電話が聞き取りづらい。
「ちょっと、聞いてみたいことがあって。今、平気?」
『あっ…ち、ちょっ…とまっ、て…。』
やっぱり、電波の調子が悪いのかな?
『それはっ…!ヤバいって…』
「はい?」
さっきヤバい、って…。
息も荒いし、具合でも悪いんじゃ…。