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Sparkling!

第12章 好きって言葉が言えなくて。



櫻井side


全くどうかしてる。


男の松潤を、俺…



可愛いって…。



「ごっ、ごめん、俺、頭、冷やしてくる。」


松「あ、う、うん。」



逃げるように楽屋を出る。


何やってんだ?俺。



あれじゃあ、まるでキスしようとしてるみたいじゃん?



やべぇ、ぜってぇ誤解されてるわ(←あながち誤解とは言えない)


そう言えば、相葉くん、昨日、妙なこと言ってたな…





相「俺ら4人とだったら誰と付き合える?」


「何?いきなり。」


相「俺は全員イケるかなあ。」


「ウソだろ!?」


相「だって、りーだーは可愛いし、にのはギャップがツボだし、松潤は料理上手いし、翔ちゃんは賢いし。」


「それって、絞れないの?」



真剣に考えてるように見えないけど(ヒドイ…)、腕組みして首を捻っている相葉くん。



相「うーん、翔ちゃん、って言いたいけど…」


「えっ!?」(←思わず後退る。)


相「敢えて言うなら、にのか松潤かなあ?翔ちゃんは?」


「へっ!?俺?」


相「あっ!!ひょっとして、まさかの俺?」


「あ、当たり前じゃないか。やっぱり君が一番だよ?雅紀。」


相「もー、翔ちゃんたら、チューしてあげるっ♪」


「い、いらないいらない!」



…………。



ま、何もなかったけどね?(ホントに?)

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