無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

松本side


爽やかに汗を拭う翔さん。(本人は汗だくですが)


キラキラしてカッコいい…。


シャツのボタンを外す仕草も様になってるし、


肌蹴たシャツから覗く、汗ばんだ肌も何気に色っぽくて、



ついつい見惚れてしまう。


汗を拭うたび零れる眩しいぐらいの笑みに、



どきどきしている、俺。



すると何気に正面を向いた翔さんと目が合ってしまう。



やばい!!と思ったのもつかの間、慌ててそっぽを向くも、


立ち上がり、ゆっくりこちらに向かって歩いてきて、


翔さんは俺の隣に座った。


ええっ!!な、何で？



慌てて椅子の端っこへ移動する。



振り向かせようとしているのか、肩をポンポン叩いてくるけど、反応しないよう必死で堪える。



櫻「あのさ…何なの？」


「な、何が？」


櫻「俺のこと、ずっと見てるよね？」


「えっ？み、見てないし。」


櫻「ほおー…。」



いきなり、俺の頬を両手で挟んで、


強引に振り向かせる翔さん。



櫻「えっ!?」


「えっ!!」



うわ…ち、近い…。


それにしてもカッコいい…


じゃ、なくてっ…!



二「我々、このままここにいてもいいんですかね？」


相「い、いいんじゃない？」


大「もうチューすんの？展開早くない？」





不意に聞こえてきたりーだーたちの会話に、



一瞬、翔さんの顔が赤くなったような気がした。