Sparkling!
第14章 カズナリとマサミ
相葉side
ヅラ被る、ってことは、
女の子モードに切り替えなきゃ、ってこと?
二「あ、その前にお化粧直ししましょうか?」
はい?
二「口紅がほとんど落ちちゃって、おネエみたくなってますからね?」
いや、じゃなくて、なんでにのがメイク道具持ってんの?
二「はい終わり。じゃ、マサミちゃん、目、瞑って?」
「こう?」
すると、唇に柔らかい感触がして、
恐る恐る目を開けると、
色っぽく笑うにのの顔が間近にあった。
二「もー、何で目開けんの?」
「だ、だって…。」
「素直で可愛いマサミちゃんへのご褒美ですよ?大人しくキスされてなさい!」
再び唇を押し付けてくると、
俺より優位に立ちたいからか、
いつもよりハゲしく舌を絡めてくる。
二「マサミちゃん、汗びっしょりじゃん?服、脱いじゃう?気持ち悪いでしょ?」
俺が返事をする前に、
するするとリボンタイをほどき、
唇を離さずにブラウスのボタンを器用に外していった。
最後に、下着のホックを外すと、
下着の締め付けで赤くなった場所を手でなぞった。
二「こんなに赤くなって可哀想に…。」
さっきまで、蕩けるようなキスをしてくれた唇で、
その痛々しい場所をなぞった。