Sparkling!
第18章 好きって言葉が言えなくて・その後。①
櫻井side
「あっ!!…いや…これは…だから…」
いきなりな展開に、頭の中が真っ白になって、
間近にある松潤の顔を見つめる。
松「翔さん、俺、翔さんだったら…」
おいおい、顔真っ赤にして、目うるうるさせて…
何か知んないけど…
可愛いんだよなあ…。
松「ちゃんと覚悟出来てっから…」
えっ!?そーなの?
で、でも俺、男同士、って、
どーやんのか知らないんだよ〜(汗)
松「…翔さん?」
「えっ!?は、はい?」
松「はい、じゃなくて…。」
上目遣いで睨まれる俺。
ダ、ダメだ!!ここは正直に…
「松潤、ゴメン!!俺、どーしたらいいのか分かんなくて、その…。」
松「え…?」
「つまり、そういうことだから…」
松潤から離れると、ソファーの上で土下座した。
松「翔さん。」
「はい。」
松「1コ聞いていい?」
「何なりと…」
松「ぶっちゃけ、俺のことどう思ってる?」
「どう…って…?」
松「好きか嫌いかでいいよ?」
「嫌い…じゃない…。むしろ…」
松「うん…?」
「むしろ、可愛い、って…」
松潤の半端ない目力にしどろもどろになって、
自分でも何がなんだか…。