Sparkling!
第18章 好きって言葉が言えなくて・その後。①
櫻井side
松潤に指摘されて気づいた自分の変化にさほど驚きなんてなかったけど、
「やっぱり」って気持ちもあった。
松「ね?どうする?ココ。」
キスの余韻が色濃く残る唇で問う。
松「翔さんにはもっと気持ちよくなってもらいたいな…。」
「え?」
松「てか、してあげたい…。」
恥ずかしそうに目を逸らす松潤に心臓が跳ねる。
可愛い…。
松「翔さんさえ良ければの話だけど?」
顔を真っ赤にしながら、上目使いで俺を見上げる松潤。
「あ、いや、でも…」
松「放っといてもどのみちヌかないとキツいよ?」
そうだけど…
「えっ!!」
口ごもる俺に業を煮やした松潤が、
元気になっている俺のモノを既に取り出し、
真っ赤な唇の口の中に取り込もうとしているのが見えた。
「ま、待てって…!あ…」
初めて味わう気持ちよさに思わず仰け反ってしまう。
松潤の口内の温かさだとか、
滑らかに螺旋を描くように這う舌の動きとか、
口付ける唇の柔らかさだとかが羞恥を悦楽に変えていった。
自分でも段々上り詰めてゆく感覚が手に取るように解って、
チュッと先端を強く吸い上げる音と共に、
俺は呆気なく爆ぜた。