Sparkling!
第18章 好きって言葉が言えなくて・その後。①
松本side
翔さんの手が優しく頬を撫でてくれる。
うっとりするぐらい熱いい目で見つめてくれてる。
櫻「さっきも言ったけど、俺、どうすればいいか分からないんだ…」
八の字眉した困り顔の翔さん、
もっと見ていたくて、
ちょっと意地悪をしてみる。
「翔さんが気持ちいいって思うことしてくれたらいいよ?」
すると、翔さんの手が、
ジーンズの上から俺のモノに触れた。
「し、翔さん…?」
櫻「さっき松潤にしてもらった時、気持ち良かったから。」
それにしたっていきなり…
「うぅ…ん」
えっ!?な、何?今のエロい声?
慌てて口を手で押さえた。
すると、翔さんが俺の顔を覗き込んできて、
俺の手を退けながら、
あの、低くて色っぽい声で囁いた。
櫻「聞かせて?さっきの声。」
「や、やだ…あっ!ちょっ、と…。」
やわやわと揉みほぐすように優しく撫で回す。
何だかちょっと…ヤバい…かも。
「あ、あの翔さん、お願いが…」
櫻「何?」
翔さんの顔を直視できずに目線だけを流す。
「直接、触っ…て下さい。」