Sparkling!
第20章 ふわふわさとし
大野side
二「…ホントにそう思います?」
「う…うん。だって、ご飯食べに行くだけでしょ?」
二「俺はそのつもりですけど…」
「向こうがそうじゃなかったらどうするの?」
二「さあ…どうしますかね?」
と、にのは意味深に笑った。
それ、って、一線を越えちゃうのもアリ、ってことだよね…
収録が終わって帰り支度をする僕の肩を後ろから松潤が叩いてきた。
松「りーだー、明日の夜、って空いてたりする?」
「何で?」
松「ご飯食べに行かない?」
それ、って…その先も含まれてるのかな?なんて…。
ちら、と、にのとじゃれる翔ちゃんを見ると、
それに気づいた松潤が付け足した。
松「翔さんに1回だけならいいよ?ってOKもらってるから。」
「は?翔ちゃんが?」
何それ?どういうこと?
僕が松潤とどうにかなっても良いわけ!?
アタマにきた…
「…いいよ?今からでも。」
松「えっ!?ウソ?いいの?」
「どこ行く?」
雰囲気で、翔ちゃんがこちらの様子を伺っていることに気付いて、
あてつけるみたいに、松潤に笑いかけた。