Sparkling!
第20章 ふわふわさとし
大野side
二『いいですよ?』
「えっ?でも、今、誰かと会ってるんじゃ…」
二『そうですけど、構いませんよ?どこ行けばいいですか?』
「じゃあ…」
連絡して5分ぐらいでタクシーに乗ったにのが迎えに来てくれて、
そのまま、にののマンションへと向かった。
「よかったの?抜け出してきて?」
二「ええ。相葉さんとでしたから、2つ返事でしたよ?」
「後で相葉ちゃんに謝っとかなきゃ、だね?」
二「いいんですよ?どうせ、メシ食った後は俺とヤることしか考えてないんですから。」
じゃ、尚更じゃん…(汗)
二「で?潤くんと何があったんです?」
「えっ!!」
二「食われそうになったんでしょ?潤くんに?」
にのから手渡された、熱々のコーヒーが入ったカップを落っことしそうになってしまった。
二「…図星、ですか?」
「少し、違うんだけど…」
二「でも、キスぐらいはしたでしょ?」
「う…」
俯いて小さく頷く。
「あっ!?でも、あれは事故だったんだ。そう、事故!」
二「じゃ、何で悩んでるんです?」
「これ…って浮気…になるのかな?と思って…」
恐る恐るにのの顔を見つめる。
二「アナタがそう思ったんなら、そうなるんじゃない?」