Sparkling!
第20章 ふわふわさとし
二宮side
大「そう…なんだ…。」
あら、落ち込んじゃった。
「もしかして、他に何か気になることがあるんじゃないんですか?」
大「実は…僕から松潤の家に行く、って…。」
「はあ…」
なるほど、起こるべくして起こった『事故』だったんですね?
「他には?」
大「えっ…と、そん時は、何かこう…すごくどきどきした、っていうか…多分、びっくりしたからだと思うんだけど…。」
「はあはあ。」
大「松潤も黙りこんじゃって…」
「…なるほど、確か、松本さんの方はとっくにアナタに恋愛感情をお持ちなんですよね?」
大「そう…なの?」
なんで耳まで赤くしてんすか?大野さん。
まさかとは思いますけど…
「大野さん、ちょっと失礼しますね?」
大「何?に…」
と、大野さんが顔を上げた時、
大野さんの唇にキスしてみた。
大「ち、ちょっと、にの!!」
驚いて、俺の体を押し戻す大野さん。
「何、驚いてんです?たまにふざけてしてるでしょ?」
大「そ、そうだけど…」
「そんなことより、ドキドキしました?」
大「す、するに決まってんじゃん!?いきなりしてくるから!!」
「でも、俺を意識するまでいってないでしょ?」
大「あ…」
…さあ、翔さん、どうします?