Sparkling!
第20章 ふわふわさとし
二宮side
―遡ること1時間ほど前。
「もー、翔さん、いい加減にしてくださいよ?」
相「そうだよ?翔ちゃんらしくない。」
松潤と消えてしまった大野さんを見て、
やけ酒する翔さんを、俺と相葉さんで相手してた。
櫻「…何であんなこと言っちゃったんだろ…?」
「ほんとですよ?全く何やってんだか…。」
相「でも、本気じゃないんだよね?」
櫻「当たり前だろ!?松潤なんかに智くんを渡してたまるかぁ〜!」
でも、デートしていい、って言ったんじゃ?
相「はい、翔ちゃん、お水!」
櫻「俺は酔ってなんかいな〜い!!」
泥酔してますけどね?
そこへ、俺のスマホが鳴る。
大野さん?
俺は、相葉さんに目で合図しながら、個室を後にした。
「はい?」
大『今どこ?』
「外出先ですが、何か?」
一瞬黙る大野さん。
大『じゃあ、いい…。』
電話を切ろうとするのでひき止めるように話しかける。
「潤くんと何かありました?」
大『えっ!!な、なんで!?』
二「そんなに動揺してたら誰でも言いますって?で?潤くんに食われそうになって逃げてきたとか?」
またもや、ちょっとした間が空く。
大『にのんちに泊めてもらおうかな?と思って。』