Sparkling!
第23章 honeyすうぃーとな俺たち。(S × M )
松本side
ゆるキャラ(笑)みたいなセンパイにいきなり直球で来られて、
さっきまで、「翔ちゃん」と呼ばれてたセンパイが飲んでいたペットボトルを慌てて口にした。
でも…
これ…間接キス、ってやつじゃあ…
一口飲み込んで、
思わず唇に手を当てる。
「………」
大二「………」
右と左から、すっげえ見られてることに気づいて、
何事もなかったかのように慌てて一気に飲み干す。
「なっ、何だよ?」
思わず声が裏返ってしまう。
二「別にぃ〜♪」
大「ねー♪」
そこへ、突然背後から俺の頬に、
冷たいものがピタリ、と当てられた。
「びっくりしたぁ…。」
振り向くと、笑顔の「翔ちゃん」が、
2本のうちの1本を、
俺の頬に当てていた。
櫻「ははは。ごめんごめん、遅くなって。これ、どこにでもある訳じゃないんだね?」
探しちゃったよ、と、笑いながら、
「翔ちゃん」は、ゆるキャラセンパイ(定着した。)の隣に座った。
大「はい、カツサンド。」
「翔ちゃん」は、ゆるキャラセンパイからカツサンドを受けとると、
美味しそうにかぶりついた。