テキストサイズ

Sparkling!

第23章 honeyすうぃーとな俺たち。(S × M )



櫻井side


大「もー、話をすり替えないでよ?」


「えー、だって気になるじゃん?『かず』くん。」

大「翔ちゃんもそのうち下の名前で呼ぶようになるんじゃない?」


「ないよ!松本くんは松本くんだから。」


大「あんな大胆なアプローチしてて、『くん』付けなの?」



エロいオッサンみたいに上目使いで俺を見ながら、智くんはニヤニヤ笑った。


「智くん、エロ目になってる。」



近くにあったおしぼりで、智くんの顔をぺちっ、と叩いた。



大「いったぁ〜い!!翔ちゃんがぶった!親にもぶたれたことないのに!!」


「はいはい、すいませんね?そんなに飲んでて、ガン○ムに乗らないでよ?」

大「了解〜♪」


「じゃ、世界平和を守るためにお開きにしよっか?」



軟体動物のようにふにゃふにゃになってしまった智くんの腕を掴んだ。



大「あっ!!翔ちゃん、ってば、話を強制終了させようとしてる!!」


「してないから!ほら、立って?」


大「じゃあさ、翔ちゃんが松本くんのジュース飲んだのって、あれって間接キス、狙ったんだよね?」


「ね、狙ってない、って!?」



もー、何回蒸し返すんだって!?



大「ホントに〜?」


「ここは奢るから!ね?帰ろ?」


大「やったぁ♪」





くっそー!また、やられたよ。


策士・大野智に。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ