Sparkling!
第4章 キミのために…。
相葉side
「潤、おーそーいー!」
今日はにのの買い物に付き合うからって、
渋々ながら許しちゃったけど、
せっかく、うまくできたのに…。
せっかく、潤のために腕振るったのに……!
ぶつぶつ言いながら、
いつ帰ってきてもいいように、とテーブルの上の料理にラップをかけ、
テレビを見て時間を潰すことにした。
「……。」
あー、腹減ったなあ…。 先、食べちゃおうかな?
ソファーの上で俺に抱き潰されていたクッションを放り出し、キッチンへ向かう。
でも……。
「やっぱ、やめた!」
潤のために作ったんだし…。
先にシャワー浴びて待ってたら、そのうち帰ってくるでしょ?
が、
・
・
・
も、もしかして、にのと浮気?
でも、にのにも大野さんが…
はっ!?これって、W不倫じゃん?(笑)
もー、潤の節操なし!ド変態!
どこまでサカってんだよ!?
もー、
「わーん、翔ちゃーん。」
櫻『相葉くん、どうしたの?』
「潤が…潤が…グスン。」
櫻『相葉くん、落ち着いて、松潤がどうしたって?』