Sparkling!
第23章 honeyすうぃーとな俺たち。(S × M )
松本side
櫻「潤…ま、待って!!」
息を切らしながら俺の後を追いかけてきたセンパイ。
櫻「ごっ、ごめん!!ある程度予想はしてたんだけど…」
「フフっ。そう言うことならとっくに知ってましたよ?センパイのも飲んでたことも。」
櫻「全くもう…」
「…で?」
櫻「で、って?」
「何か用事があったんでしょ?」
櫻「アッ!そうそう、仕事終わったらそっち行くから。」
「それなんだけど…」
歯切れの悪い返事に、センパイが訝しげに覗き込んでくる。
櫻「何か都合悪い?」
「じゃ、ないけど。今日、カズたちが来るんだよね?」
櫻「カズ『たち』?」
「今日、付き合った記念日で、俺んちで鍋パーティしようって…。」
櫻「何で、潤の家ですんの?」
「大野…センパイが、美味しいものでも食べながら、櫻井センパイにも祝ってほしいんだって。」
櫻「あっ、2人が俺を招待してくれる、ってこと?」
「…みたい。(汗)来ます?」
櫻「潤、ちょっと…。」
キョロキョロと辺りを見回した後、
視界が暗くなって、
唇に柔らかいものが触れた。
「セ、センパイ///!」
櫻「…敬語禁止、って言わなかったっけ?」
「だ、だって、ここ、職場…」
櫻「…知ってる。」
今度は、ゆっくり重なって、
職場だというスリルを楽しむように、
キスをした。