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Sparkling!

第23章 honeyすうぃーとな俺たち。(S × M )



松本side


大「どーしたの翔ちゃん、チューしないの?」



マイクに見立てた空き缶を手にした大野センパイが不思議そうに櫻井センパイに聞いてきた。



大「おいらのせいでタイミング逃しちゃったみたいだから、罪滅ぼしで場を盛り上げてみたんだけど?」


お気持ちはありがたいんですけど…


出来れば、そっとしておいて欲しかったな…



櫻「…ありがとう。気持ちだけ受け取っておくよ。」



隣で、頭を抱えたまま答えるセンパイ。



相「何々どうしたの?」

二「しないんすか?チュー。」



カズ、恥ずかしいから…


大「だって、ホントに結婚したくても出来ないでしょ?」


櫻「えっ?」


大「だから、おいらたちで見届けてやろっかな?って思って?」


相「翔ちゃんたちが幸せになるところをね?」


二「そうそう。」



でも、みんなの前でキスするのは、ちょっと違う気が…。



相「あ、じゃあ、誰か神父やったら?」


二「ほら、オジサン、出番ですよ?」


大「え〜おいらが?あの、ムズいこと言って『誓いますか?』って言うんでしょ?ヤだよ〜。」


二「何が難しいんです?『病める時も健やかなる時も…』って、言って、ちゃちゃっとチューさせればいいじゃない?」



「………」









あのさ、みんな、俺らで遊んでない?


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