Sparkling!
第24章 幸せになるために… (s × o )
櫻井side
相葉くんは首を傾げながら同じところを何度もティッシュで拭いていたが、
何かに気付き、小さく、あ、と声を上げた。
相「あ〜!もしかして、翔ちゃん、てば…。」
ギクッ!?
俺をエロい目で見てくる相葉くん。
ヤな、予感…。
相「も〜、それならそうと早く言ってよぉ。もっと協力してあげたのにぃ♪」
肘で小突いているつもりなんだろうけど、
めっちゃ痛いわ!!相葉くん。
そこへ、にのが合流する。
二「おはようございます。おや、どうしたんすか?朝っぱらから熱い抱擁なんかして?」
「してない!!」
相「にの、聞いて?翔ちゃん、てば、りーだーのこと好きなんだって!?」
二「ふーん。」(←関心薄)
にの、反応、薄くね?
相「驚いてないの?」
二「知ってましたよ?ずいぶん前からね?翔さんがりーだーに色目使ってたことも。」
相「そーなの?」
二「Jも知ってますし。」
松潤まで知ってんの?
二「あの人、りーだーに恋してますからね?」
「「こっ、恋?」」
ゲーム機から顔を上げたにのが、
心底うざったい、って顔で俺と相葉くんを見た。